“利益を大きく伸ばすため”の事業計画の作成(売上目標 前編)【経営計画】
私達リビジョンワークスでは、企業・個人事業主の伴走支援の一番最初に、まず経営計画を作成することから始めます。そしてこの経営計画は未来の予定表ではありません。極論、計画書で考えた通りにならなくても問題ないと考えています。それでは、経営計画は何のために作るのか。それは「今よりも、利益を大きく伸ばすため」に作っていきます。
- 今よりも
- ずっとずっと良くなる
これが重要です。
ですので「計画通りに進めるように、低い目標を掲げて計画を作る」は意味がありませんし、今より大きく利益が増えていくなら、実際に支援していく中で計画と違う路線に進むこともあるでしょう。
さて、そんな私達の「利益を大きく伸ばす経営計画」そのファーストステップは売上をグループ分けすることから始めます。まだ売上グループ分けについて考えていない方はこちらの記事からお読みください。
売上のグループ分けは、利益(個人事業主の場合は収入)を大きく増やすために、とても重要な考え方になります。
グループ分けをした売上に対して目標を設定していく
例えば、このような形式で考えていきす。( 記事一番下のお問い合わせから、フォーマットをDLできます )
サンプルのグループ1つ目「ルート卸売」では、次のように目標設定をしています。
- 売上:5年間で 6千万円 → 1億円へ
- 原価率:36% → 30%へ
企業(個人事業主)にとって一番重要な数字、ビジネスの最終成果は売上ではなく「利益」です。
利益売上 = 売上 ー コスト
ですので、売上も大事な一要素ですが、コスト(原価)も同時に大切な利益の構成要素です。
利益を伸ばしていくためには「いかに売上をのばしていくか」と同時に「いかにコストを下げていくか」も目標設定するべきでしょう。
個人事業主のようにビジネスがまだ小さく「原価」と言われてもピンとこない方は、「自分というリソースの省エネ化」と考えるとイメージしやすいかもしれません。
同じ売上を
- 短時間で
- 僅かなストレスで
上げられるようにはどうしたらよいか、というのが省エネ化です。
事業目標を設定するコツ 1年後ではなく5年後から考える
計画(目標)を作成していく際は、売上グループごとに『5年後こうなっていたい!』という目標を記入します。
目標は1年後、2年後、と手前から作ると 現状に引っ張られて、本来たどり着きたい姿に たどり着けない可能性が高くなります。
- 🤔『今年の売上が300万円か』
- 🤔『じゃあ来年は320万円で、その次は350万円くらいかな』
- ❌これでは大きく収入を増やすことはできません
- ✅そのため5年後の「理想像」から設定し逆算で5年間の目標を作成します
5年後の『こうなっていたい』をまず記入し、 次に4年後、3年後、2年後、1年後、と目標を記入していきます。
しかし『いきなり5年後どうなっていたいかなんて、全然思いつかない』という場合は、5年後ではなく、まず1年後どうなりたいかを考えて、 先のことを考える準備運動をします。その次に5年後のありたい姿、そして4年後,3年後,2年後, それらを踏まえて再度1年後を考えます。
そして目標を設定する際は、拡大させていくべき、注力していくグループを意識して目標を設定します。
次回の記事では、注力していくべき売上グループの特徴について解説していきます。
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