人件費と向き合うことで将来の可能性を広げる【経営計画】
これまで企業の利益や、個人事業主の収入を増やすための道筋づくりとしての経営計画作成について解説してきました。
もしまだこちらを読まれていない方は、ぜひこちらからご覧ください。
今回は、「人件費」と向き合う人件費の計画について解説していきます。
目次
個人事業主と人件費について
ちなみに個人事業主の場合、自分の給与は基本的に人件費には含めません。もちろん自分の給与を先に人件費として計上して考えることもできますが、個人事業主の収入は利益で考えることが多いです。ですので今回解説する人件費計画は、他人を雇う場合にのみ利用します。
そもそもですが、個人事業主でも正社員を雇うことはできます。
個人事業主でも企業でも関係なく、正社員から、契約社員・アルバイト・パートといった人材の雇用が可能です。
とはいえ、売上規模が小さいうちは現実的に正社員雇用は難しいでしょう。
今回の記事は、将来のための参考に、考え方をお伝えします。
売上規模を拡大させるには、「人の数を増やす」つまり人を雇うことが最も王道の方法でもあります。
まだ人を雇うフェーズでない方も、考え方だけはキャッチアップしておきましょう、
人件費を適切に計画するコツ① 今の社員の昇給や退職を考える
年収400万円の人を5人雇用するなら「400万円 * 5人 = 2,000万円」だけではありません。
「昇給はいくら?賞与・退職金はいくら?」と将来的に必要になっていく金額も把握しましょう。
中小企業の昇給率は年2%ほどと言われています。
現在の給与や、個人・組織のフェーズにも依るので引っ張られすぎる必要はありませんが昇給の存在を忘れないようにしましょう。
人件費を適切に計画するコツ② いつ、いくらで、どんな人を採用するか
その人材を獲得するための、採用費はどれくらいかかるのでしょうか。
- ハローワークなら無料です
- 求人媒体なら掲載費が発生します
- 人材紹介会社なら紹介料が発生します
いつ・どんな人を、は「将来の組織図」から考えてみましょう
人件費を適切に計画するコツ③ 組織図を考える
5年後の組織図を描いてみることをおすすめします。
組織図といっても「役職」とかが重要なのではありません。
どんな役割に・何人、人が必要か考えることが重要です。
- 作業ができる人がほしいのか
- 作業員の管理ができる人がほしいのか
- どんな役割の人が足りていないのか
将来必要になるのか考えます
人件費を適切に計画するコツ④ 育成の方法や期間を考えてみる
人は投資🪴です。
売上につながる一人前の戦力になるにはしばらく時間がかかります。
もし人を雇うなら、どうやって育成するのか、一人前の戦力が欲しい期間から逆算し、いつまでに採用しなければいけないのか考えてみます。
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